みなさんは読書中や勉強中に音楽を流しますか?カフェなどではBGMが流れていて、本を読んでいる人はたくさんいます。勉強をする、本を読む、仕事をするなど色々なことをするときに音楽というのは本当に効果があるのでしょうか。むしろ音楽を流すことによって集中力が切れたり、リラックスできなくなったりすることもあります。どのような音楽が読書に向いているのか、調べてみました。
音楽のメリット
読書と音楽を掛け合わせるメリットは下記があります。無音よりは音楽を聴いたほうが良い結果を得られる可能性があるのです。そもそも音楽に興味のない人にとっては雑音に聞こえてしまうかもしれません。
リラックス
音楽を聴いたりすることで、α波が脳内に出ると心と体が落ち着き、リラックスした状態に導いてくれます。音楽を聴くことでストレスのない読書時間を過ごすことができます。
集中力
多少の環境音がある方が作業がはかどることがあります。無音でなかなか集中できないときは、音楽を聴くことで効率が上がる可能性があります。
記憶力向上
音楽を聴きながら読書すると、記憶力が向上することがあります。昔よく聴いていた音楽を聴くと、過去の情景が自然と思い出されることがあります。音楽は記憶と結びつきやすく、音楽を聴きながら読書すると、覚えやすいことがあるのです。
おすすめの音楽ジャンル
それでは読書に最適な音楽というのはどういうものなのでしょうか。具体的に言えば、まずは歌詞がない音楽です。歌詞があると、歌詞の意味を考え始めてしまったり、本に集中できない可能性があります。そしてテンポのゆっくりな曲であることや音階の変化があまりない曲である必要もあります。変化が激しい曲だと、脳が刺激されてしまい、読書に集中できない可能性が高いのです。それではこの点を加味したうえで、どのような音楽が良いのかを下記に挙げました。
クラシック
クラシックは精神を安定させる効果があります。勉強や作業に集中できるなどの効果を得られるという研究結果もあることから、読書に非常に向いている音楽のジャンルです。ピアノの美しい旋律が好きな人、弦楽器の切なくなるような音色が好きな人などは特にお勧めでしょう。
自然音
虫の鳴き声、動物の鳴き声、風が吹く音、川の水が流れる音など、自然の音というのは人間に対して、リラックスさせてくれる効果があることが分かっています。リラックスできることによって人は読書に集中することができます。
アンビエント
アンビエントはとても音階の変化が少ないジャンルです。さらにはテンポもゆっくりしたものがとても多く、読書が音楽に邪魔されることがほとんどありません。
ヒーリング
ヒーリング・ミュージックは2000年代初頭に台頭した音楽ジャンルです。人間を癒すことを目的に制作された曲がほとんどであり、読書に非常に向いているジャンルの一つです。
おすすめできない音楽ジャンル
この一方で、絶対おすすめできないジャンルも存在します。下記ジャンルの音楽は読書に不向きと言われています。
歌
歌詞のある曲は、読書に向いていません。歌詞の意味を考えてしまったりすることで、読書自体に集中できなくなってしまうからです。
EDM
音階の変化が激しいジャンルであるEDMや、ロックと言ったものは脳を過剰に刺激させてしまいます。読書どころではなくなってしまいますので、おすすめしません。
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