音楽業界で歌手として生きていきたい人は世の中いくらでもいます。歌手になりたいけど音痴で、音程通りに歌えない。もしくは自分の声に魅力を感じないなど、悩みを抱える人は多いでしょう。しかし実際のところ、これらの問題は絶対に解決できない問題ではありません。つまり練習を重ねることで解消できる問題であり、継続して練習できるかどうかはあなた次第であるということです。
歌手になる方法
歌手になる方法は下記記事リンクを参照ください。具体的にどのような行動と手段が必要なのかを記事にしています。これらを実践してみましょう。
音痴
音痴というのは自覚していても、自覚していなくてもショックだと思いますが、絶対に直せないものではありません。自分が生まれつき音痴だと思っている人も多いのですが、音痴と遺伝子は特に関係がなく、多くは育ってきた環境に左右されます。つまり矯正していけば、あなたの音痴は必ず改善できるのです。まずは自分がどのような音痴なのかを自覚するところから始めましょう。これらの問題は毎日練習することで、確実に解決できます。半年から1年続ければ恐らく完全に悩みは消えます。
感受性音痴
音程が合っているかどうか分からないことを指します。人間は30代を過ぎると感受性が鈍くなり、音程をあてられなくなります。または歌う時に音程がどうとか気にしたことがない、もしくは正しい音程を歌っているつもりなのになぜか他人には「合っていない」と言われる傾向にあります。
治す方法
この場合は、音の高低を聴き分けることが出来るようになるように、とにかく音を聴く練習と聴いた音を発生する練習を何十回、何百回としてみてください。毎日やることで音感を修正することができます。ピアノやキーボードを使って音を鳴らして、その音と同じ音を出す練習を徹底的にしてください。
運動性音痴
音程が合っていないのは分かるが、正しい音程を出せないことを指します。他人に指摘されなくても自分が正しい音程を歌えていないということが分かるけど、どうしても合わせることが出来ない人です。
治す方法
正しい音を認識できない人がこの音痴に当てはまるため、発声練習を行いましょう。この手の音痴は音感そのものに異常がないケースがほとんどです。「発声器官」が「音感」に追いついていない可能性が高いです。歌いたい音に声帯や喉の筋肉が追いつかないだけですので、発声練習を毎日やることで修正できます。
リズム音痴
音程はあっていてもリズムに合わせられない人を指します。伴奏で鳴っているビートに歌を合わせることが出来ずに調子外れになってしまう人です。歌詞を歌うのが間に合わなかったり早く終わりすぎてしまう人、もしくは歌い出しでフライングを連発してしまったり、頻繁に出遅れてしまう人です。
治す方法
一定のテンポをキープすることができない人がこの音痴になります。これを治していくためにはメトロノームやリズムが分かる機器などを使って、リズムを正確に把握する練習を徹底的にしてください。手を叩いたりしてリズムが正確に取れるまで何度でも練習しましょう。
自分の声が嫌い
自分の声を録音して、録音した声を聴くととても不快に感じる人は多いです。これをきっかけにとても自分の声が魅力的に聞こえず、歌手になれないと思ってしまう人は多いです。しかしこれは間違いです。どんな人にもその声帯にはそれなりの魅力があります。まだあなたはその魅力を引き出せていないのです。中には声帯手術をしてしまう人もいるのですが、声帯は切って短くすることはできても、伸ばすことはできません。つまり低い音域を伸ばすことは100%不可能で、高い音域へ持っていくことしかできません。それでも手術をしたい人は止めませんが、個人的には推奨しません。自分の声帯を活かせるような練習をしましょう。具体的にいは声楽をやることです。
声楽
声楽の世界はとても厳しいです。10年近く、師匠の下で練習を重ね、そしてようやく自分の声帯の持ち味を活かせるようになるという世界。そのため、自分の声帯を開花させるには長い年月がかかります。もしポップス志望の場合は、2,3年やれば自分の声帯をうまく心地よく聴かせる声が出せるようになります。本格的なオペラ歌手になりたい人は10年程度の修練が必要です。声楽を教えている学校などへ通ってみてください。
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