サイレントギターは自宅練習でも、旅先でも、スタジオでも練習できるギターです。時間や場所を問わず練習できることから、練習用ギターとして広く流通しています。自宅でのギター練習にはどうしても防音の問題が発生してしまいますが、サイレントギターはその心配がないのです。YAMAHAのサイレントギターは2021年12月に発売20周年を迎えました。長く利用されているこのギターはプレイヤーにとても人気があります。
場所
日本でこの楽器は生まれました。
開発会社
YAMAHA
サイレントギターの歴史
YAMAHAのサイレントギターが発売されたのは20年ほど前です。当時のギターはエレキギターでもアコースティックギターでも大きな音が問題になり、家で練習することが困難な人がいました。消音機器はすでにありましたが、効力の薄いものもあり、ギタリストを悩ましていたのです。初代モデル、ナイロン弦仕様「SLG100N」が発売されて以降、様々なサイレントギターモデルが販売されてきています。2021年でサイレントギターは20周年を迎えました。プロのアーティストを始め、多くのギタリストから支持されているこのギターは今後も新モデルが出てくるものと思われます。日本に限らず、世界中で使用されるようになりました。
サイレントギターの特徴
サイレントギターは「いつでもどこでも」をコンセプトに開発されたギターです。場所や時間を問わず練習できるようにしているギターで、練習用ギターとしてはとても理想的なものと言えます。サイレントギターは楽器の生音が大きくならないようにできています。本来ギターの音が大きいのは、弦振動をボディに共鳴させて増幅するからです。これに対してサイレントギターはボディをトップもバックもない、フレームだけにして、共鳴する部分を排除した設計です。サイレントギターは弦をはじく音しかしません。ギターは音の問題のほかに「置き場所の問題」に悩む、という人も多いのですが、サイレントギターは普通のアコースティックギターより薄く、しかも低音側のフレームを外してコンパクトに収納することができます。
サイレントギターモデル
SLG200NW
標準的なクラシックギターの弾き心地を持ったサイレントギターです。
SLG200S
YAMAHAのアコースティックギターのサイレントギターです。
SLG200N
ふだんスチール弦のギターを使用しているプレイヤーが、バンドや録音で使用することを想定したサイレントギターです。
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